関連サービスを提供するユーザーを識別

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PDSはPrimoVEには適用されません。Primo VE認証の詳細については、認証設定を参照してください。

下図は、AlmaとPrimoのPDSの間で使用される承認/認証プロセスを示したものです。

Alma-Primoの認証フロー

Almaは、[Get It]や[View It]リクエストを受信した後、PrimoのPDSに次のbor-infoリクエストを送信します。

http://primo1.staging.alma.hosted.exlibrisgroup.com:8991/pds?func=bor-info&calling_system=urm&pds_handle=12345678

Almaは、次のXML応答を受け取ります。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
 <bor>
 <bor_id>
 <id>exl_support</id>
 <handle>23820123442435521060831483217</handle>
 <institute>university</institute>
 </bor_id>
 <bor-info>
 <id>exl_support</id>
 <institute>university</institute>
 <name>exl_support</name>
 <group>STAFF</group>
 </bor-info>
 </bor>

PDS bor-infoからのID属性は、Almaのユーザー詳細ページで定義されるプライマリ識別子と一致する必要があります(「ユーザーの管理」を参照)。

PDS設定

このセクションでは、AlmaがPrimoのPDSとやりとりするために必要な設定について説明します。AlmaとPrimoのサンドボックスに関する情報については、「Almaのサンドボックス環境」および「Alma-Primoのサンドボックスの統合」を参照してください。

PDSのURLの設定

ユーザーを識別するには、Almaは適切なPDSサーバーを指し示す必要があります(上図の4を参照)。これは、primo_pds_urlパラメータでPDSのURLを入力することで設定されます(「その他の設定」を参照)。

たとえば：

http://primo.exlibrisgroup.com/pds"?

または

https://primo.exlibrisgroup.com/pds?

URLの末尾に疑問符(?)があることを確認してください。

PDSのbor-info関数の設定

PDSでは、bor_info関数を設定して、次の必須フィールドを取得する必要があります。

名前 – ユーザー名
ID – ユーザーID
email_address – ユーザーのEメールアドレス
機関 – 機関コード

これは、特にLDAP認証を使用する場合に確認する必要があります。上記を設定するには、「ユーザーディレクトリサービスガイド」を参照してください。

PDS設定をテストするには：

Primoのフロントエンドをブラウザで開きます。サインインはしないでください。
検索を実行します。
結果の概要で、[Get It]を選択します。

リクエストオプションは表示されず、次のメッセージが「Get It」タブに表示されます。
リクエストオプションを見るには、サインインする必要があります
[サインイン]を選択し、ログイン情報を入力します。
検索を実行します。
結果の概要で、[Get It]を選択します。

リクエストオプションが表示され、サインイン用のメッセージは表示されなくなります。オプションが表示されない場合、PrimoサーバーのPDSログを確認して、bor-infoリクエストがAlmaから送信されたかどうか、必要な属性(名前、機関など)がbor-info応答に含まれているかどうかを確認します。
[マイアカウント]を選択し、[個人設定]タブを選択します。

ユーザー詳細が表示されます。表示されない場合、PrimoサーバーのPDSログを確認して、bor-infoリクエストがAlmaから送信されたかどうか、必要な属性(名前、機関など)がbor-info応答に含まれているかどうかを確認します。