有用性の向上

ユーザーインターフェイスの改善の概要

2020年5月のリリース以降、Ex Libris は Almaナビゲーションとメタデータエディターでの 強化されたユーザーエクスペリエンスを促進するために 有用性改善イニシアチブに着手しています。 このイニシアチブ はAlmaのワーキンググループとの協力と、より幅広いコミュニティーフィードバックへの対応の結果です。  

ユーザーインターフェイスの新機能により、Almaのレイアウトとナビゲーション オプションをより詳細に制御しながら、Almaとのスムーズでユーザーフレンドリーなやり取りを促進できます。新しいレイアウトにより、メインワークフローで実行中のタスクと周辺の タスクを簡単に切り替えることができます。新しいカスタマイズオプションにより、メニューのパーソナライズと 独自のクイックリンクオプションの作成が可能です。

リソース 共有タスクリスト

リソース共有タスクリスト（借り手と貸し手） のデザインが変更され、新しいレイアウト機能が導入されました。 これにより、借り手側と貸し手側共に、あらゆるタイプのリクエストに対して、リソース共有リクエスト処理の効率が大幅に改善されました。

今回のリニューアルは、 多くの概念を念頭に置いて 行われます:

• 右ペインの作業領域では、 別の編集フォームに移動して、処理中のリクエストリストのコンテキストを失うことなく、フォーカスされているリクエストのインライン編集を行うことができます。

  

• 複数ファセット選択では、 同じファセットの複数の条件を満たす要求を1つのワークセットに含めることで、ワークセット作成ツールの柔軟性をサポートします。

  

• 右側のペインでメモとユーザーのクエリをインラインで処理します。これにより、リクエストリストを確認する際に、これらの重要な情報要素がより分かりやすくなるとともに、処理済みのリクエストにメモを追加したり編集したりすることが容易になります。

  

• リクエストのステータスと担当者の情報をフィルターではなく、複数選択をサポートするファセットとして処理することで、複数のアクティビティ・ステータスのリクエストや担当者間で簡単に検索できるようになりました。

  

• スライド式パネルにより、リクエストリストのコンテキストを無くさずに、リクエストの全作業を行うことができます。

  

統一された注文明細タスクリスト

Almaの新しい注文明細検索結果と管理画面により、ユーザーは専用のタスクリストに移動することなく、すべてのステータスの注文明細を検索、表示、編集できます。すべての注文明細タスクリストの統合により、いくつかの 主な違いと利点が生まれます：

• ファセットとしてのタスクリスト-さまざまな割り当てオプションをファセット(未割り当て、自分に割り当て、他の人に割り当て)として表示すると、ユーザーは注文明細を検索してすぐに作業できます(「タスクリストに移動」という追加の手順は不要です)。
• 複数選択ファセット -1回の操作で複数のファセットを選択できるので、受入担当者が 効率的に注文明細に集中することができます。 
• より明確な情報階層 -注文明細の検索結果の情報階層が明確になり、より目立つようになったことで、注文明細の検索結果リストを確認する受入担当者は、 ナビゲーションの必要性が減り、必要なものをより早く見つけることができるようになります。
• 「サイドバイサイド」プレゼンテーション -注文明細ごとに新しい画面を入力しなくても注文明細情報を表示/編集できるため、ユーザーはナビゲーションの必要性を減らしてタスクをより迅速に完了できます。例えば、請求書番号で注文明細のリストを検索すると、請求書に関連する注文明細の全リストが表示され、 注文明細の情報を効率的に確認し、必要に応じて修正を加え、請求書に関連する次のPOラインをレビューすることができます。
• 追加情報用の「スライドアウト」パネル  - 注文明細を表示/編集しながら 、別の 受入エンティティ（ベンダー情報など）に移動する際には、「スライドアウト」パネルが画面上に表示され、ユーザーは1ページのアプリケーション体験と明確なオリエンテーションの感覚を得ることができます。   

メタデータエディター

Almaメタデータエディターの最新の進化により、プロセスの効率が向上し、プロセスがより高速でシンプルになります。インターフェイスは、ユーザーのレベル および専門知識のタイプに応じて、各ユーザーに合わせて調整できます（元の目録作成者、コピーの目録作成者、およびライト目録作成者）。新しい合理化されたワークフローにより、Almaプラットフォーム全体の管理と検索パフォーマンスが向上し、時間を節約して生産性が向上します。

新しいメタデータ エディター は、次の機能領域でレコードとファイルを管理するための柔軟な操作スペースを提供するように設計されています：

• レコード - MARC21書誌 レコード、典拠レコード、所蔵 などのさまざまな形式でレコードを作成および編集します
• テンプレート - さまざまな形式とタイプのリソースのテンプレートを管理し、目録化を向上します
• ルール -  プライベートおよび共有の正規化、統合、表示、および自分や他の人が作成した簡易レコードレベルのルールを管理します。

Almaの 新しいメタデータエディタ に切り替えるには、 を選択します。エディタの上部ツールバーの右上の を選択します。

新しいレイアウト

 2020年6月のリリース以降、ユーザーはAlmaの 新しい レイアウトを体験することができます。

新しいレイアウトはユーザーの作業領域を 広げ 、ナビゲーションを改善し、メニューのカスタマイズ機能を提供し、ユーザー 動的ワークフロー の改善を促進します。

主な変更点：

• メインメニューがヘッダーから左側に移動しました。さらに、新しいカスタマイズ可能なクイックリンクアイコンが使用できるようになりました。
• 永続検索バーがヘッダーに移動しました。
•  すべてのページの要約セクションが上部から右側のパネルに移動しました。

フィードバックの送信方法は？

これらの新機能について、特にサンドボックス環境で試した際の、フィードバックをお寄せください。

• 問題が発生した場合は、 サポートポータルでケースを作成してください。ケースが 新機能について言及していることをタイトルで示してください。

たとえば、「新しいメタデータエディター - レコードを開くと、タイトルが切り取られます...」

サポートポータルユーザーガイド および ケース作成時に提供する情報を参照してください。

ケースを公開することをお勧めします。 ケースを公開する方法の詳細については、ここをクリックしてください。

• 改善や追加機能に関する提案については、関連するカテゴリでアイデア 交換に送信してください。

 ディスカバリー索引、知識ベース、およびAlmaコミュニティゾーンに追加する新しいコレクションをリクエストする方法 を参照してください。

既知の問題

メタデータエディターの既知の問題については、ここをクリックしてください。