Almaにおけるユーザー管理の概要
ユーザーはAlmaの管理に不可欠な部分です。Alma(またはLeganto)にアクセスするには、ユーザーアカウントが必要です。Almaのユーザーには、図書館員、インストラクター、利用者が含まれます。
Almaのユーザーには、Almaで完全に定義される内部のユーザーも、学生情報システムなどの別のシステムで主に制御される外部のユーザーもいます。各ユーザーには独自のIDがあります。フルフィルメントネットワークなどの共同ネットワークにおけるユーザーIDは、すべての機関において一意とするか、各機関内でのみ一意とすることができます。
Almaは、各ユーザーのユーザー役職に基づいて、さまざまなページとオプションを各ユーザーに提示します。
ユーザーには、パブリックユーザー、スタッフユーザー、コンタクトユーザーがいます。これらのユーザーの管理方法と仕組みは同じですが、各ユーザーに割り当てられる役職は異なる場合があります。コンタクトユーザーとは、連絡先とメモのみが管理対象となるユーザーです。これらのユーザーには、アクセスや役職に関する情報は含まれません。
次の図は、Almaのユーザーに関するデータのモデルを示したものです。
Almaのユーザーに関するデータのモデル
これらの主題に関する追加の情報については、デベロッパーネットワークのページ:https://developers.exlibrisgroup.com/alma/integrations/user-managementを参照してください。
デベロッパーネットワークでは、次の主題に関する追加情報を参照できます。
- 学生情報システム(Student Information System, SIS)。外部ユーザーを学生情報システムからAlmaにロードし、学生情報システムのユーザーをAlmaと同期:https://developers.exlibrisgroup.com/alma/integrations/user-management/sis
- LDAPにおける外部ユーザーの認証:https://developers.exlibrisgroup.com/alma/integrations/user-management/authentication/inst_idp/ldap
- SAMLを使用した認証:https://developers.exlibrisgroup.com/alma/integrations/user-management/authentication/inst_idp/saml
- CASを使用した認証:https://developers.exlibrisgroup.com/alma/integrations/user-management/authentication/inst_idp/CAS
- Almaの情報を取得するためのPrimoユーザーの認証:https://developers.exlibrisgroup.com/alma/integrations/user-management/authentication/primo