COPACへの公開
COPACへの公開を設定するには、次のいずれかの役職が必要です。
- 目録管理者
- リポジトリ管理者
- 統括システム管理者
Almaは、英国ベースのユニオン目録であるオンラインパブリックアクセスカタログコンソーシアム(COPAC)の公開サポートを提供しています。
COPACカタログの例
COPACへの初期公開
COPACで進行中の自動同期プロセスを実行する前に、COPACで公開するAlmaレコードの初期公開を調整および処理する必要があります。
COPACで初期公開を行うには:
開始する前にこの手順をすべて読んで、各ステップに必要な前提条件をすべて満たしていることを確認してください。
- COPACと通信して、Almaからのレコードの最初の公開を実行することを通知し、所属機関とCOPAC間で調整する必要があるプロファイル設定があれば調整してください。
- 公開と目録の充実化 (一般公開)にあるAlma公開プロファイルの詳細と、Ex Librisプログラム開発者ネットワークで共有されている情報によく目を通して、COPACとのコミュニケーションに備えてください。(例として、以下を参照してください。https://developers.exlibrisgroup.com/blog/Publishing-to-Copac-Experience-of-the-University-of-York)
- 次のAlma構成要件に対処する必要がある質問のチェックリストを準備します。
- FTP設定の詳細(さらに詳しくはS/FTP接続を追加 を参照)
- MARC出力形式(MARC 21バイナリまたはMARC 21 XML)
- ファイルサイズの設定(ファイルごと、または単一ファイルごとに1,000、5,000、または10,000レコード)
- 公開済みファイルのファイル命名規則(プレフィックス)
- 公開スケジュール
- COPACに公開するレコードのロジカルセットを作成します。ロジカルセットの作成を参照してください。 公開前にこれらのレコードを正規化する必要がある場合は、詳細について「正規化プロセスの操作」を参照するか、 公開プロファイルの[データの拡充]タブにある正規化オプションを使用してください(以下の例を参照)。データ強化タブ(公開プロファイル)
- 収集した情報を使用して、 公開と目録の充実化(一般公開) の手順に従い、COPACに公開するためのAlma公開プロファイルを作成します。プロファイル詳細タブの例として、以下を参照してください。 [プロファイルの詳細]タブ(公開プロファイル)
- COPACで事前に設定されたスケジュールに従って、初期ロード公開ジョブを実行します。
- 設定したCOPAC公開プロファイルにアクセスします( [リソース] > [公開] > [公開プロファイル] )。
- 行にあるアクションリストで実行を選択します。
- COPAC公開ジョブのステータスを確認するには、[ジョブの監視]ページの 履歴タブを確認してください(完了ジョブの表示を参照)。
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- COPACとフォローアップのやりとりを行い、公開ジョブが正常に受信されたこと、およびファイルがCOPACデータベースにロードされたことを確認します。
- COPACへのレコードの継続的な公開のために、COPAC公開プロファイルを設定します。以下のセクションCOPACへの継続的な公開を参照してください。
COPACへの継続的な公開
COPACでの最初の公開ジョブを完了し、ファイルがCOPACデータベースにロードされたことが確認できたら、COPACのレコードを更新する増分/継続プロセスをいつでも開始できます。Alma一般公開は、必要なロジックが組み込まれたレコードの最初の完全なアップロードを1回行い、前回の各アップロードに対する増分変更を識別し、最後の公開ジョブの実行以降に変更されたレコードのみを公開するように設計されています。その結果、全データの再公開(再読み込み)はオプションとして提供されません。
継続的な公開の場合、繰り返しのスケジュールで自動的に実行されるように公開プロファイルを設定する方がおそらくは簡単です。
繰り返しスケジュール用にCOPAC公開ジョブを設定するには:
- [公開プロファイルの詳細]ページ([リソース] > [公開] > [公開プロファイル] )を開き、 COPACへの初期アップロード用に作成した公開プロファイルの行アクションリストで 編集を選択します。
- スケジューリングパラメータを好みに合わせて変更します。
- [保存]を選択します。