ユーザーの削除の設定
ユーザーの削除を設定するには、次の役職のいずれかが必要です。
- ユーザー管理者
- 総合システム管理者
ユーザー消去ジョブ(「ユーザーの消去」参照)やAPIを使用してユーザーを削除する際、ユーザー情報の処理方法を設定できます。ポリシーをより制限的に変更する(より多くのデータを削除する)と、Almaは以前にパージされたすべてのユーザーにも新しいポリシーを適用します。
[ユーザー削除ポリシー]ページで、ユーザー削除について設定します([設定メニュー] > [ユーザー管理] > [一般] > [ユーザー削除ポリシー])。
[ユーザー削除ポリシー]ページ
ユーザーの削除について設定するには:
- [ユーザー削除ポリシー]ページで、ユーザー削除ポリシーの設定を選択します。
- 完全にリポート可能なままにする – ユーザーのステータスを[削除済み]にします。すべてのリクエストはキャンセルされ、ユーザー識別子は無効になります。ユーザーの残りのデータはシステムに保持されます。
- 統計情報を保持 – ユーザーの統計データが保持されます。つまり、個人を特定できないすべての統計データ(ユーザーグループやジョブカテゴリなど)と、[統計]タブ上にあるデータが保持されます。プライマリ識別子は姓になります。他のすべてのデータは削除されます。ユーザーデータはすでに匿名化されている場合があります。「匿名化の設定」を参照してください。
- 統計情報を保持してプライマリ識別子を削除(推奨) – ユーザーの統計データが保持されます。つまり、個人を特定できないすべての統計データ(ユーザーグループやジョブカテゴリなど)と、[統計]タブ上にあるデータが保持されます。プライマリ識別子が削除され、機関内で重複しないAlma IDは姓になります。他のすべてのデータは削除されます。ユーザーデータはすでに匿名化されている場合があります。「匿名化の設定」を参照してください。完全にリポート可能なままにするまたは統計情報を保持するを選んでいて、このオプションを選択した場合、以前に選ばれたオプションを使って消去されていたユーザーレコードもアップデートされるという確認メッセージが表示され、新しい選択の確認が求められます。確認すると、新しいジョブが以前に消去されたユーザーレコードをアップデートします。
- 完全に削除 – 統計データを含むすべてのユーザーデータが削除されます。
- [保存して実行]を選択します。選択したユーザー削除ポリシーが保存され、すでに削除されているすべてのユーザーに対して適用されます。