メタデータ管理の概要
Almaリポジトリには、書誌レコード、典拠レコード、目録レコード (冊子資料の所蔵とアイテム、電子リソースのポートフォリオ、デジタル表記とファイル) を含むメタデータレコードが含まれています。メタデータレコードは、次の3つのゾーンのいずれかに属します。
- 機関ゾーン
- コミュニティゾーン
- ネットワークゾーン
機関ゾーンは、Almaによる基本レベルのデータとワークフロー管理であり、レコードは機関によって管理されます。機関は、目録レコードをコミュニティゾーンまたはネットワークゾーンのメタデータレコードにリンクできます。どちらを使用しても、これらのレコードをローカル目録にダウンロードする必要はありません。さらに機関は、共有目録 (コミュニティまたはネットワーク) からローカルの機関ゾーン目録に目録レコードをコピー (またはダウンロード) できます。
コミュニティゾーンは、次の3つの要素で構成されています。
- セントラルナレッジベース（CKB）。これはベンダーが提供する電子リソースを説明するもので、Ex Librisによって管理されます。 コレクション、ポートフォリオ、書誌データに関する統計については、こちらをクリックしてください。CKBの詳細については、 セントラルナレッジベース (CKC) を参照してください。
- 関連する認可機関と同期されるグローバル典拠カタログ。これにより、個々の機関は、典拠ファイル自体の同期にローカルリソースを投資することなく、典拠コントロールの利点にアクセスできます。Almaが管理する典拠単語については、典拠レコードの操作を参照してください。
- レコードのコミュニティ目録。この目録は、すべてのAlma機関のための記述レコードのソースとして機能し、図書館が共同メタデータ管理環境で直接操作できるようにします。機関は所蔵をコミュニティレコードに直接添付したり、コミュニティレコードをローカル目録にコピーしたり、コミュニティレコードを編集およびアップデートしたりできます。また、無料の電子ジャーナル、その他の電子ジャーナルおよび米国政府文書等のポートフォリオをコレクションに追加することもできます。コミュニティ目録への投稿については、コミュニティゾーンへの投稿ガイドラインをご覧ください 。
ネットワークゾーンは、ネットワークゾーンと連携する共同ネットワークに共有レコード目録を提供します。ネットワークゾーンの操作の詳細については、ネットワークゾーンを使用した複数機関を管理するを参照してください。特に、ネットワークゾーンのネットワーク管理レコードと共同ネットワークでのリポジトリ検索を参照してください。
Almaでサポートされているメタデータスキーマや目録フォーマットの詳細については、フォーマットのサポートや規格を参照してください。
Almaのさまざまなタイプの資源 (冊子、電子、デジタル) については、Alma目録の概要を参照してください。
メタデータエディター (またはMDエディター) を使用して、Almaでメタデータレコードを直接管理することができます。MDエディターの使用を開始するには、新しいメタデータエディターページのナビゲートを参照してください。